地域共生交流拠点ぷらっとホームさかわ

■わたしたちの目指すかたち

誰もが住み慣れた地域で安心して自分らしく暮らしていけるよう、障害や要介護状態であっても、共に支えあって生きる「地域共生社会」の拠点施設となることを目指しています。

現在、要介護高齢者や障害児者をとりまく環境は、必ずしも恵まれているとは言えません。

それは、ハンディを抱える人たちは、健常者から保護・庇護されるだけの一方向的な立場で、みずから生き方や暮らす場所を選択しづらく、自分らしく生きることが難しい状況を余儀なくされている方が少なくないからだと感じています。

ぷらっとホームさかわの活動を通じ、健常な地域の方々と、ハンディを抱える方々との交流機会を広げ、互いに理解を深めあうことで、誰もが誰かに必要とされる排除を生まない包摂社会の創設に挑戦していきます。

施設名称について

地域共生交流拠点‘ぷらっとホームさかわ’通称「ぷらっと」

・ぷらっと気軽に立ち寄れる場所

・あっとホームなあたたかさ

・プラットフォームのように様々な人達が行き交うところ

上記の願いを込めた名称にしました。

■サービス内容

・利用者さんの自立と健康を支援しながら、ひとりひとりに必要な介護全般を提供します。

・医療機関、その他必要関係機関との連携協力により、安心して生活できる環境を提供します。

・年間行事計画に基づいた、季節や記念日などの行事、日々のレクリエーションや外出などアクティビティーを楽しんでいただきます。

・地域福祉を推進する社会福祉協議会として、ハンディを抱えていたり施設入居された後も地域との関わりを持ち続けられるよう支援します。

 

共生型小規模多機能型居宅介護(1F)

◆ご自宅にお住いの高齢者と障害者が利用できます。

事業所について

事業所名称 佐川町社会福祉協議会共生型小規模多機能ぷらっとホームさかわ

事 業 介護保険制度 (共生型)小規模多機能型居宅介護事業がベースです。

利用者登録定員18名(最大29名) 日中利用定員9名(最大18名) 泊まり定員最大9名 

利用要件 高齢者の方は、要支援認定・要介護認定を受けている佐川町に住所のある方。

       障害者の方は、障害支給量の決定を受けている佐川町に住所のある方。

高齢の方がご利用になれるサービス

自宅からの通いを中心に、泊まりや訪問サービスを利用することができます。

① 施設でデイサービス(通い)

② 施設での泊り(泊り)

③ ご自宅へ職員が訪問(訪問)

利用料金 要介護状態により月額 概ね要支援①5000円~要介護⑤30000円(別途食費等必要)

申し込み 現在の担当ケアマネジャ―にご相談いただくか、もしくは下記担当までご連絡ください。

担当 佐川町社会福祉協議会 田村和裕 ☎0889-22-1510

 

障害の方がご利用になれるサービス

① 放課後等デイサービス 学校帰りなどの障害児を受け入れ支援を行います。【自己評価】

② 生活介護 障害児者を送迎し食事や機能訓練、創作活動などの提供を行います。

③ 短期入所 障害児者を送迎・短期宿泊させ、食事排せつ入浴などの世話を行います。

申し込み 現在の担当相談支援専門員にご相談ください。

 

認知症対応型共同生活介護(高齢者入所)(2F)

認知症のある高齢者の方が、その方らしく家庭的な雰囲気でお過ごしいただく施設です。

事業所について

事業所名称 佐川町社会福祉協議会認知症対応型ぷらっとホームさかわ

事 業 介護保険制度 認知症対応型共同生活介護事業(グループホーム)

概 要 認知症高齢者が、施設より手厚く家庭的な雰囲気の中で介護を受けることができます。

■利用定員 1ユニット9名×2ユニット 合計18名

■利用要件 要支援2以上の要介護認定を受けている佐川町在住の方。

■利用料金 要介護状態により多少増減しますが月10万円ほど(1割負担の利用者)

申し込み 現在の担当ケアマネジャ―にご相談いただくか、もしくは下記担当までご連絡ください。

担当 佐川町社会福祉協議会 大崎洋一 田村和裕 ☎0889-22-1510

 

◆地域共生交流拠点ぷらっとホームさかわについて

■沿革

竣工:令和3年7月31日 

建設費:約3億円 

住所:佐川町甲377番イ

延べ面積:3614.62㎡ 建築面積:707.72㎡ 建築延べ面積:1220.10㎡

 

■内部の取り組み

【1】上記すべての事業で介護職員処遇改善加算Ⅰ・介護職員等特定処遇改善加算Ⅰを算定しており、下記のような取り組みを実施しています。

  • 特定処遇改善加算Ⅰ

・職員に月次手当 正規職員10,000円 非正規職員50円/時間

・賞与時手当 正規・非正規 評価により手当付与

 

  • 介護職員特定処遇改善加算

・経験技能のある介護職員は下記ABいずれも満たすものとし、他職員より手厚く手当付与(賞与時)

A介護福祉士資格取得 B介護職経験年数通算10年

 

  • キャリアパスの実施

・年間を通じて職務としての外部研修会参加機会の確保

・年間計画を作成し、事業所内でのOJTを実施

・職員評価制度の導入

・資格取得奨励金(介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員)50,000円支給

・資格取得勉強会の開催

・経験に応じて昇給する仕組み

・資格等に応じて昇給する仕組み

・人事評価に基づき定期に昇給を判定する仕組み

 

  • 職場環境

入職促進に向けた取り組み

・法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成法、その実現のための施策・仕組みなどの明確化

・事業所の共同による採用・人事ローテーション・研修のための制度構築

・他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築

・職業体験の受け入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力度向上の取り組みの実施

資質向上やキャリアアップに向けた支援

・働きながら介護福祉士を目指すものに対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケアサービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等

・エルダーメンター(仕事やメンタル面のサポート等をする担当者)制度導入

両立支援・多様な働き方の推進

 

・有給休暇が取得しやすい環境の整備

腰痛を含む心身の健康管理

・事故・トラブルへの対応マニュアル等の体制の整備

生産性向上のための業務改善の取り組み

・5S活動(整理、整頓、清掃、清潔、躾)等の実践による職場環境の整備

やりがい・働きがいの醸成

・ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善

・地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する、地域の児童・生徒や住民との交流の実施

・利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供

・ケアの好事例や利用者やその家族からの謝意の情報を共有する機会の提供

 

 

地域交流スペース

住民の皆様に自由に利用いただける地域交流スペースがあります。

担当 佐川町社会福祉協議会 田村和裕 ☎0889-22-2022